2025.03.28

【学会発表】生成AI時代の医療DX推進に必要な人材育成のためのDX教育の取り組みを『日本薬学会第145年会』で発表

株式会社アクシス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川野尚吾、以下当社)は、2025年3月26日(木)~29日(土)に開催された『日本薬学会第145年会』において、岩手医科大学(本部所在地:岩手県紫波郡矢巾町、学長:小笠原邦昭)薬学部の学生に向けて実施した「医療DX(デジタルトランスフォーメーション)」に関する教育の取り組みと講義後の成果について発表しました。

背景と研究のポイント
株式会社アクシスは、2023年度より岩手医科大学薬学部において医療DXに関する教育を担当してまいりました。この取り組みの中で得られた知見をもとに、生成AI時代に求められるDX人材の育成についての研究を進め、その成果を今回の学会で発表する運びとなりました。

本研究では、実際の教育カリキュラムの設計・実施方法や、学生の学習効果についての分析結果を共有します。特に、生成AIを活用した実践的な学習プログラムがどのように医療DXの推進に寄与するのかを議論し、今後の教育現場への応用可能性を示します。

岩手医科大学と株式会社アクシスは、特定非営利活動法人 LPI-Japan、paiza 株式会社 の協力により、デジタル技術に精通し、ICT の活用とデータ分析による、患者中心の対人業務、プライマリーケア、専門医療、公衆衛生およびデジタルヘルスを通じて社会に貢献する「DX薬剤師」を育成するために医療系大学の先駆けとして、DX教育に取り組んでいます。


日本薬学会第145年会


発表概要

  • 学会名: 日本薬学会第145年会
  • 主催: 日本薬学会第145年会組織委員会

組織委員長 大嶋 孝志(九州大学大学院薬学研究院 教授)

  • 演題名: 「生成AI時代の医療DX推進に必要な人材育成のためのDX教育の取り組み」

Approaches to human resource development required for healthcare DX in the era of generative AI

  • 発表者: 阪本 泰光(岩手医科大学薬学部)


今後の展望
本研究を通じて得られた知見を活かし、今後も医療業界におけるDX人材の育成に貢献するべく、教育プログラムのさらなる発展に取り組んでまいります。医療DXの推進に関心を持つ企業や教育機関との連携を強化し、業界全体のデジタル化を支援していく予定です。

クラウド型電子薬歴メディクスの公式サイト
https://medixs.jp/

【株式会社アクシスについて】
https://mediaxis.jp

株式会社アクシス(以下、アクシス)は、医療現場をITでつなぐ、クラウド型電子薬歴のリーディングカンパニーであり、アクシスが提供する『Medixs(メディクス)』は、現場で働く薬剤師の声を元に開発された、日本初*のクラウド型電子薬歴(サービス開始2014年、全国47都道府県の調剤薬局で利用)である。現場で働く薬剤師の声を元に先端のクラウド技術により開発され、現場での使いやすさを追求するとともに、高齢化社会に向けて必要となる在宅訪問の機能実装や、投薬後も薬局と患者さんが服薬状況を連絡できる機能、法改正に合わせた対応など、時代の変化にスピーディーに対応していることが特徴。
*当社調べ 2025年3月時点

『第16回 ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2022』社会業界特化系ASP・SaaS部門で社会貢献賞を受賞
『第17回 ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2023』社会業界特化系ASP・SaaS部門で奨励賞を受賞
『第18回 ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2024』社会業界特化系ASP・SaaS部門でASPIC会長賞を受賞
三年連続受賞
・『Medixs』『メディクス』『スマホよ薬』 は、アクシスルートホールディングス株式会社の登録商標です。
・文中に記載された会社名および製品名などは該当する各社の登録商標または商標です。
・記載された内容は発表日時点の情報です。