薬局DXの株式会社アクシス取締役が岩手医科大学薬学部で、未来の薬剤師のための「医療DX」実践講座を実施〜クラウド型電子薬歴「medixs」を活用した医療DXを学生が体験〜
▼講義概要
医療DXの推進が求められる中、医療におけるDX・ICT化を支えるために、専門的な医療資格を有するDX人材育成の重要性が高まっています。医療現場での情報やシステムの効率的な活用は、これからの医療のスタンダードとして習得すべき知識とスキルとなっています。一方で、大学などの教育現場では、紙の薬歴記入など、実際の現場の状況に対応できていないことも少なくありません。この講義は、学生の皆様が将来の医療従事者として活躍することを考慮し、医療DXの重要性と具体的な解決方法を理解するきっかけを作ることを目的としています。
▼講義内容
①医療におけるDXとは何か
・厚生労働省が定義する医療DX
・現状の薬局システムの課題
・クラウド・オンプレミスとの比較
②クラウドの調剤薬局向けソリューション
・薬局を取り巻くクラウド活用事例
③クラウド型電子薬歴の体験
・当社が開発し、実際に現場で使用されているクラウド型電子薬歴「Medixs(メディクス)」を使った薬歴記入を体験します。
▼講師
新上 幸ニ(しんじょう こうじ)
株式会社アクシス取締役
▼プロフィール
北海道出身。東京大学医学部健康科学・看護学科卒業後、会計系コンサルティングファームに入社。以後、スタートアップ企業、インターネット関連企業の企業役員などを経て、2021年6月に株式会社アクシス(現アクシスルートホールティングス株式会社)に入社。2022年5月より現職。
▼株式会社アクシスについて
株式会社アクシスは、医療現場をITでつなぐ、クラウド型電子薬歴のリーディングカンパニーです。
アクシスが提供する『Medixs(メディクス)』は、現場で働く薬剤師の声を元に開発された、日本初*のクラウド型電子薬歴(サービス開始2014年)で、全国47都道府県の調剤薬局で利用されています。
現場で働く薬剤師の声を元に先端のクラウド技術により開発され、現場での使いやすさを追求するとともに、高齢化社会に向けて必要となる在宅訪問の機能実装や、処方後も薬局と患者さまが服薬状況を連絡できる機能、法改正に合わせた対応など、時代の変化にスピーディーに対応している事が特徴です。
『第16回 ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2022』社会業界特化系ASP・SaaS部門で社会貢献賞を受賞
*当社調べ 2023年10月時点
ホームページ:https://mediaxis.jp
▼岩手医科大学について
岩手医科大学は1897年の創立以来、「誠の人間の育成」という建学の精神に基づいて、「教育」・「研究」・「医療」の3つの柱となる事業を通じ、地域医療の充実発展に寄与し、その社会的使命を果たしてきました。そして、2017年には、わが国で初めて同一キャンパス(岩手県矢巾町)で医学、歯学、薬学、看護学の学生が学ぶ大学となりました。2019年に矢巾町に移転、新設した附属病院は、県内唯一の特定機能病院として地域医療に貢献しています。2007年に開設された薬学部は、学部創設以来1000名を超える薬剤師を育成し、本学出身の薬剤師は県内外の医療機関、大学、公的機関等で活躍しています。
今回の開講を通じて、岩手医科大学薬学部は、医療機関および社会のDX化に対応し、社会に貢献する薬剤師を育成いたします。
ホームページ:https://www.iwate-med.ac.jp/
▼科目責任者
薬学部1〜4年 デジタルトランスフォーメーション入門
岩手医科大学薬学部構造生物薬学分野 教授 野中 孝昌
大学院薬学研究科博士課程 生命科学計測制御特論
岩手医科大学大学院薬学研究科 構造生物薬学分野 教授 阪本 泰光
平成15年 私立大学情報教育協会奨励賞受賞
2016年 ISS Research Award 受賞 (NASA, CASIS, AAS)
・ 『Medixs』『メディクス』『スマホよ薬』 は、アクシスルートホールディングス株式会社の登録商標です。
・ 文中に記載された会社名および製品名などは該当する各社の登録商標または商標です。
・ 記載された内容は発表日時点の情報です。