2019.04.25

遠隔医療にも対応した処方せん送信による調剤予約・送信装置に関する特許取得のお知らせ

プレスリリース
2019年4月25日
株式会社アクシス

****************************************************************************

 

遠隔医療にも対応した処方せん送信による調剤予約・送信装置に関する特許取得のお知らせ

 

****************************************************************************

 
株式会社アクシス(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO 近藤一馬 以下、当社)は、当社が開発・展開している病院・保険薬局向け調剤予約システム「スマホよ薬」に関連する調剤予約サービス・処方せん送信装置について、特許を取得した事をお知らせ致します。
 
■特許取得の背景
現在、医療現場では医療従事者の不足や地域間の不均衡など医療資源に関する課題が存在しています。医療サービスを必要とする人々が適切な診療・指導を受けられないケースがあり、ICT等を活用した医療資源の効率的な配分が必要とされています。
政府が決定した「経済財政運営と改革の基本方針2018」の中で、服薬指導を含めた「オンラインでの医療」全体の充実に向けた検討が明記され、病院・調剤薬局といった医療機関が連携して遠隔医療を推進する方針が出されました。
遠隔服薬指導では発行された特定処方せんを病院から調剤薬局へ送る仕組みについて、FAXや画像だけを送信する方法が検討されていますが、処方せんの内容のみがFAXや画像メールで調剤薬局に送られた場合、医薬品の後発品希望や患者さんの連絡先等、調剤に必要な情報が不足した状態となり、調剤業務に支障が出る可能性が懸念されています。
 
■特許の概要
当社が開発・展開している調剤予約サービス「スマホよ薬」は、スマートデバイスを使って調剤予約を行うと際に処方せんを画像データ化した上で処方せん以外の情報を付加して調剤薬局に送る事ができます。現在検証が進んでいる電子処方せんに先駆けて利便性を向上し実用化いたしました。これにより、服薬指導時に起こる「調剤のやり直し」の可能性を削減し、薬剤師の負担を軽減する事ができる仕組です。遠隔診療・遠隔服薬指導では発行された特定処方せんを患者さんが希望するかかりつけ薬剤師に送信しますが、処方内容以外にも調剤に必要な情報を送ることで、より質の高い医療サービスの提供を期待できます。
 
特許の名称 :調剤予約装置、調剤予約方法、プログラム、及び記録媒体
特許番号 :特許第6499070号
出願日 :平成27年12月28日
特許取得日 :平成31年3月22日
調剤予約装置、調剤予約方法、プログラム及び記録媒体を提供する。
 
■調剤予約サービス「スマホよ薬(やく)」 サービス概要
URL:https://4yaku.jp
患者さんがお持ちのスマートフォンや病院に設置したタブレット端末から院外処方せん画像とアンケートを調剤薬局に送信して調剤の予約ができるサービスです。直接薬局に行かなくても調剤の予約ができるので、患者さんは薬局内での待ち時間を短縮して薬を受け取ることができます。また導入した調剤薬局でも患者さんが来局するまでの時間でお薬の準備をする事が可能になり、調剤業務に余裕を持つことができます。
当社は「医療にもっと、ITを。」をコーポレートステートメントに掲げ、医療・ヘルスケア分野でのIT化をサポートしています。特許を取得した「スマホよ薬」の他、クラウドテクノロジーを駆使した電子薬歴システム「メディクス2」等のサービスを通して、今後も医療従事者の業務効率化や患者さんへのサービス向上に貢献をして参ります。
 
■会社概要
会社名:株式会社アクシス
代表者:近藤一馬
所在地:東京都渋谷区
URL:https://mediaxis.jp
 
■本件に関するお問い合わせ先
担当者:西條央至
Email:info@mediaxis.jp