クラウド型電子薬歴「Medixs」、AIを活用した服薬指導支援機能のパイロット版を次世代EXPOにて公開
株式会社アクシス(本社:東京都千代田区、代表取締役:川野 尚吾、以下、当社)は、患者さんに対するより質の高い服薬指導と医療の向上を目指し、クラウド型薬歴システム「Medixs(メディクス)」にAIを活用した服薬指導支援機能の開発を行っており、この度パイロット版を展示会等で公開いたします。
患者様の処方情報等を元に、AIが注意点や変化を分析。薬剤師がより適切な服薬指導や状況判断を行えるようサポートします。AIが薬剤師のパートナーとして判断精度を高め、より的確なケアを継続できることを目的としています。
当社は、IT技術を活用して医療従事者の業務を支援し、人々の健康寿命を伸ばすことに貢献することをミッションとしています。今回のAI機能もその一環として、医療従事者がより効率的に業務を遂行できるよう、最終的には患者さんの健康寿命に貢献することを目指しています。
展示会情報
以下の展示会にて、AI服薬指導支援機能のパイロット版をいち早くご体験いただけます。
- 10月9日〜11日 「次世代薬局EXPO東京」
- 10月13日〜14日 「九州山口薬学大会」
- 11月2日〜3日 「日本薬局学会 学術総会」
医療従事者不足と超高齢化に応えるIT連携
日本が直面する「2030年問題」、医療従事者の不足と超高齢化により、医療現場での対応力やケアの継続性が深刻な課題です。人手が足りないだけではなく、人員不足によって一人ひとりの患者さんに十分な時間をかけられないことが、継続的なケアの提供を困難にし、医療の質を保つことが難しくなります。
当社はこうした問題に対し、クラウドテクノロジーやAIを取り入れたシステム基盤を医療現場に提供し、業務効率化をはかり質の高いサービスを維持できるよう貢献してまいります。
医療分野における生成AIの安全な活用を目指して
当社は、クラウド型薬歴のパイオニアとして、医療現場での革新を進めてきましたが、生成AIの導入に関しては慎重を期し、国が示すガイドライン(AI 事業者ガイドライン(第 1.0 版))に準拠することを前提として、検討を重ねてきました。
現在、開発において課題が終わることはありません。医療分野における生成AIの信頼性向上やさらなる技術発展を目指し、医療現場での真の価値を引き出すために、引き続き進化を続けていきます。